一般的な家庭の電気代の30%を占めるエアコン。住宅用のエアコンの多くが電気でコンプレッサーを動作させるEHP方式です。
このコンプレッサーをどれだけの時間稼働させるかで、消費電力は大きく変わります。設定温度に室内温度が近づけばコンプレッサーは停止し、送風機能に代わるため、いかに効率よく設定温度に近づけるかが節電のポイントなのです。
そのため、エアコン洗浄のプロによるクリーニングが節電の効果を高めるのです。
年間電気代は、消費電力量 x 22円が一般的で、1時間900kW x 22円 の場合年間電気代は、およそ19,800円、668kWの場合は約14,700円です。
プロのエアコン洗浄ではどれだけの節電効果があるのでしょうか。
エアコンの設定温度を1℃上げると、消費電力を10%削減できるといわれ、エアコンクリーニングでフィルターの目詰まりを解消すると、6%の消費電力削減ができると言います。
エアコンの内部の汚れによる目詰まりで、空気を吸い込むための電力をロスします。
次に、熱交換器(冷却フィン)の部分が目詰まりすると、冷却フィンの冷気が伝わらず空気を冷やすことが出来なくなり、コンプレッサーをフル稼働することになり、電力を大きくロスします。
また、室内のエアコンの効きが悪いと、結果的にエアコンの設定温度を必要以上に下げ、風量を上げて電力をさらにロスする。
このような消費電力のロスの原因、目詰まりを解消することで、6%の節電になるのです。
大手専門会社から、電気量販店のサービス、個人の会社まで、数多のクリーニング業社のからより良い会社を選ぶ際に知っておきたいのが、エアコンクリーニングの相場価格です。
一般的に1台8,000~14,000円前後、2台で16,600円(税込)~23000円ほどでしょう。
中には3台で20000~30000円のパック料金を設定している会社もあります。
その他、室外機はプラス3000~5000円、抗菌サービスが4000~5000円が一般的です。
しかし、埋込みタイプや自動掃除機能付きの場合、さらに値段が上がるので、まずは自宅のエアコンのタイプを確認しましょう。
また、最近では8000円ほどで作業を行う悪徳業者も増えているようなので、価格で決めるのではなくしっかりと実績や口コミを見て業社を選びましょう。
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