キッチン周りが汚いと、なんとなく料理をするのも億劫に感じてしまいがちです。そのため、キッチン周りはこまめに掃除を行ってきれいな状態を維持したいものです。
排水口や三角コーナー、食器洗い乾燥機などのぬめりが気になる方も多いと思います。これらのぬめりはお風呂場に発生しやすいぬめりと原因は同じで、酵母によって発生するぬめりとなります。そのため、濃度を5%前後に希釈したクエン酸水を利用して、スプレー状にしてから吹き付けて置き漬けし、その後、古くなった歯ブラシなどを使って軽くこすってあげることでぬめりがおちます。また、クエン酸水を付けた雑巾で拭いてあげるのも非常に効果的です。キッチン周りの鉄はクエン酸に弱いので、掃除の後は乾拭きをしてあげるようにしましょう。
キッチン周りの掃除で最も厄介なのが油汚れです。コンロ周りやオーブンなどに付いた酸性の油汚れを落とす掃除方法としては、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水などのアルカリ性の液を利用するのが効果的です。要らなくなった雑巾などに5%に薄めた重曹水やセスキ炭酸ソーダ水を染み込ませてから、軽く拭いてあげるとみるみる汚れが落ちていきます。汚れが落ちたら、水拭きで再度拭いてあげるようにしましょう。
食器棚などに付着してしまった黒ずみは、消毒用エタノールを布巾につけて拭いてあげることできれいに汚れが落ちます。
生ごみのニオイなどが夏場になると、ゴミ箱に染み付いてしまうことがあります。その場合には、消毒用アルコールでゴミ箱自体をきれいに拭いてあげるのが効果的です。
魚を焼いたりするご家庭ではグリルに付いてしまった焦げ付きがなかなか落ちずに困ってしまっているという方も多いと思います。
焦げ付いた直後にこまめに落とすようにしておくと汚れが落ちやすいのですが、焦げ付いてから長時間経ってしまったものは簡単には落ちません。焦げ付いた部分に効果的なのが、煮洗いするという掃除方法です。
煮洗いする場合いは、アルミ製以外の鍋に重曹と水を入れて、煮沸させた鍋にグリルを入れて30分程度煮詰めてあげます。それによってこびりついてしまっていた汚れが落ちるので、十分に冷ました後にこすってあげることによって汚れが綺麗に落ちます。また、クリームクレンザーを利用してグリルをこすり洗いすることで汚れを落とす方法もあります。
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