キッチン周りは頻繁に手入れを行って、常に綺麗にしているという人でも、なかなか手入れが行き届かないのがレンジフード部分です。
レンジフードは毎日利用するところなので、本来であれば定期的にメンテナンスをしておきたい部分なのですが、頑固な油汚れが付きやすい部分でもありますし、そこまで気を配って手入れをしない場所でもあります。
自分自身でレンジフードの手入れを行う場合には、まずキッチン用アルカリ洗剤、たわし、ゴム手袋、歯ブラシ、スポンジ、大きめのバケツ、新聞紙、雑巾などを用意します。
換気扇の下やフローリングにしっかりと新聞紙を敷いてあげてから、フィルターを取り外して電装部分に洗剤の液が付かないように注意をしながら洗剤をお湯で薄めて、それを付けたスポンジでしっかりと拭き取っていきます。
フィルターの掃除では、フィルターが入る程度の大きめのバケツに40度程度のお湯を張って市販の洗剤を数滴バケツの中に垂らしておきます。その中にフィルターを入れて15~30分程度漬けておきましょう。浸け置きが終わったら、歯ブラシやたわしなどを利用してフィルターの目にそって表と裏の汚れをしっかりと落としていきます。まれに、浸け置きしただけでは落ちない油汚れもあるため、その場合にはキッチンペーパーに洗剤液をよく染み込ませてから、シップを貼る感覚で汚れがこびりついてしまっている部分にはっておきます。そうすることで、汚れがしっかりと落ちる状態になるのです。
最後に、すべての部品についた洗剤と汚れをしっかりと水洗いして乾かして完成です。
レンジフードの掃除で大変なのが、高い位置にあるために女性やご年配の方にとってはイスを使ったり、三脚の上に登って作業をする必要があることです。そのため、転倒したりして大怪我をしないようにくれぐれも注意しましょう。
レンジフードは分解して洗浄を行ったり、洗浄後に組み立てなおして再び高い位置で設置する必要があるなど、掃除するのがとても手間な部分となります。とくに、シロッコファン式のレンジフードでは、内部の構造が複雑なために、ファンを一枚一枚掃除するのはとても苦労します。
レンジフードは作業自体も危険を伴いますし、複雑な形状の場合もあるので、安全性や利便性を考慮するとハウスクリーニングのプロにお任せするのが良いでしょう。
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