シーズンになって、エアコンを久しぶりにつけたら、くしゃみや咳など風邪に似た症状が出たことはありませんか?もしかしたら、それは風邪ではなくて、エアコンのフィルターの汚れによるアレルギー症状かもしれません。今回はエアコンフィルターの掃除術について紹介します。
・ホコリ
エアコンのフィルターで最も多いのが、ホコリ汚れです。エアコンが室内の空気と一緒にホコリなどの汚れも吸いこむことで、フィルターに付着します。フィルターの汚れが飽和状態になると、エアコン作動時にホコリが排出されてしまうことで、ハウスダストアレルギーの原因になります
その他、エアコンのフィルターには、花粉やペットの毛、ダニの死骸などが付着することがあります。
<掃除に必要な道具>
・新聞紙
・掃除機
・中性洗剤
・布きん
・ブラシ(柔らかめのもの)
<エアコンフィルターの掃除術>
1.マイナスドライバーを使ってエアコンの前面パネルを留めている2本のネジを外し、全面パネルを外します。
2.フィルターにざっと掃除機をかけます。
3.フィルターを引き抜きます。
4,フィルターの外側部分から、掃除機をかけます。細かい部分は掃除機のノズルを変更してホコリを吸いましょう。
5.フィルターの汚れが掃除機で取りきれない場合は、シャワーをかけ、柔らかめのブラシでこすります。汚れがしつこい場合には、薄めた中性洗剤を使ってください。
6.フィルターを水で流したら、布きんで拭き、陰干しします。
7.フィルターを取り付け、前面パネルをつけて終了です。
<掃除のポイント>
・掃除を始める前に、エアコンの下に新聞紙を引くと、ホコリが落ちても安心です。
・エアコンのフィルターを引き抜く前に、掃除機でホコリを軽く吸っておくと、ホコリの落下を最小限にできます。
・フィルターを掃除機で吸う場合は外側から、シャワーをかける場合は内側から行うと、フィルターの目詰まりを防ぐことができます。
・エアコン内部の電気系統の腐食を防ぐために、フィルターを水洗いした場合は、水分をしっかり乾かしてから、元の位置へ取り付けましょう。
・エアコンは掃除をしてから作動させる
エアコンフィルターの汚れは、室内のホコリやペットの毛が吸いこまれて、付着したものです。普段から部屋の掃除を行い、ある程度ホコリが舞うが落ち着いたら、エアコンを作動するようにしましょう。
空気の汚れを取る役目のフィルターはホコリがたまりやすい所です。フィルターの掃除は、取る手間がかかりますが、掃除自体が簡単に行えるので、エアコンを使う頻度を見ながら、一か月に一度は掃除を行いたいですね。
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