食器を洗っていて、悪臭に気づくことはありませんか?悪臭の原因は、シンクの排水口の汚れが原因かもしれません。今回は、シンクの排水口の掃除術について紹介します。排水口の汚れは、水の流れが悪くなるなどトラブルの原因となることもあるので、きれいにしたいですね。
シンクの排水口の汚れには以下のものがあります。
・食べ物のカス排水口のゴミ受けには、調理や食器洗いで流れた生ごみがたまります。これらの生ごみは悪臭の原因や、雑菌やカビが増える原因となります。
・油汚れ排水口に直接、油を流すことがなくても、食器や調理器具についた油が排水口やパイプに付着し、油汚れになります。油汚れは、その他の汚れと結び付くことで、固形化し、排水口の流れが悪くなり、詰まりの原因となることがあります。
・水垢水が流れる排水口は、水垢が生じます。水道水に含まれるマグネシウムやカルシウムが結晶化することで、白い汚れとなります。
・黒カビ排水口の黒ずみは、黒カビが原因です。排水口は水が流れ、栄養も豊富なので、カビが発生しやすい場所です。
・酵母菌排水口のオレンジ色の汚れは酵母によるものです。カビと同様に空気中に浮遊していますが、水と栄養が豊富である排水口に繁殖しやすく、ぬめりの原因になります。
・ゴム手袋
・台所用漂泊洗剤
・スポンジ
・歯ブラシ
<排水口の掃除術>1.排水口のゴミ受けを外し、食べ物のカスを取り除きます。
2.ゴミの受け皿は歯ブラシを使用し、台所用漂泊洗剤で掃除し、洗い流しましょう。
3.ウォータートラップを外し、同様に台所用漂泊洗剤で、トラップ、排水口を掃除します。
細かい部分は、歯ブラシを使用します。
4.排水口がきれいになったら、水で洗い流し、トラップ、ごみ受けを取り付けて完了です。
<掃除のポイント>・排水口の掃除には、中性洗剤も使用できますが、塩素系の台所用漂泊洗剤を使用することで、その後のぬめりなどの汚れを少なくできます。
・排水口の流れが悪くなっている場合は、ウォータートラップを外したときに、排水パイプに、パイプクリーナーを流し入れ、30分から1時間ほど置いてから、水で流しましょう。
シンクを使用後に熱湯をかけるようにすると、油汚れを流すことができます。また、ぬめりの原因となる雑菌の繁殖を防ぐことができます。
・ゴミ受けの生ごみはその都度捨てる一日に一回は、排水口のゴミ受けを確認し、たまった生ごみを捨てるようにしましょう。黒カビや酵母は栄養があると繁殖するので、排水口が汚れるスピードを遅くできます。
・銅製のゴミ受けを使用する金属は水に濡れると、金属イオンが発生し、酵母などの雑菌が増殖するのを防ぐ効果があります。ゴミ受けを銅製のものに代えたり、10円玉数個を水が溜まるところに置くと、ぬめりを防ぐことができます。
排水口は普段水が流れるところですが、食べ物のカスや油汚れが溜まりやすく、黒ずみやぬめりが発生しやすくなります。排水口の汚れは、悪臭だけでなく、詰まりや水漏れなどの原因にもなります。週に一度は、排水口の汚れをチェックして、掃除を行いたいですね。
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